機動戦士ガンダム 水星の魔女 最終話

スレッタはかなり満身創痍な様子でしたがなんとか無事だった。でもエリクト、エアリアルはかなりぼろぼろ。。そしてスレッタはエアリアルを抱えたままクワイエットゼロへ。

　スレッタは１つも諦めることをしませんでした。ミオリネさんたちを守り、母もエリーもすべてを守る。その意思は奇跡を呼び起こし、無事すべてを得ることができました。その努力は計り知れないものだったし、何度も、何度も何度も心が押しつぶされ、折れてもしまっていたのだけれど、彼女は貫き通すことができた。
　あんなにも残酷な真実を突きつけられたのに、彼女は母を信じ続け、その心に母も心を許してくれました。エアリアルのビットがキャリバーンに装着された場面は熱かったなぁ。レーザーを無効化させた場面も、その劇伴が素晴らしく、引き込まれました。


　エピローグは思っていた以上に穏やかに進んで、最終回をゆっくりと感じることができました。ちゃんとエリーがサルベージ？されたのはちょっと微笑ましかったです。



　オルフェンズ以来のガンダム。また、珍しくも女性主人公。プロローグと１話とのギャップとかとか話題性は結構高く保ちつつ、終わりを迎えられたんじゃないかと思います。キャラも皆、学生たちもよかったし、大人たちも個性あったし。敵？MSも個人的にはあまりだったけど、人気は出たみたいで。
　主人公に感情移入できるガンダム作品ってそんなないんでw 今回のスレッタも彼女のスタイルが確立していたこと、ミオリネさんとのコンビも途中からちょっと逆転していたりもしたけど良かったです。願わくばもうちょっとみんなの日常生活が見れてもよかったなぁ、と思いました。

　ガンダム史においてファンネル（ビット）はいわば最終兵器。それを最初から保持していたエアリアルは終始圧倒的だったのも、時代を、まさに今の時代のガンダムが描かれていたといってよいんじゃないかな。

　最後まで見ることができて本当に良かったです。またいつの日かのガンダムを楽しみに待ちたいと思います。





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