機動戦士ガンダム 水星の魔女 第12話

新たな、地球の魔女。


 1クールラストとなる今回、数多くの伏線を残した形で終わりとなりました。ここにきて進んだこと、進んでしまったこと、終わってしまったことも含めて。。


 アーシアンで構成されていたテロ集団は予定通りをプラントを強襲。その途中、デリング・レンブランがミオリネを庇い怪我を負い、ニカさんがスパイであることがバレかけ、グエルさんは父親を…
 そして改修型エアリアルはなんとかその場を凌ぎ、アーシアンのガンダムを退け、ミオリネさんを守ることもできた。
 自身の手を血に染めて。


 1クール最終回らしく、見事にばら撒かれつつ、一部の収束を踏まえた見事な作りでした。ひとときも休まる時間はなく、文字通り脳が追いつかないスピードでの展開。戦争に於ける戦闘のあるべきというか、望んでいた「ガンダム」であったと思います。1つひとつのことに誰かが何かを感じ言葉を発し物語を進めていく手法はある種今では当たり前、そうじゃないと「よく、わからなかった」で終わり見限られてしまうのだけれど、ここまで見てきたユーザーであればこそ、この演出と本は活きていたと思います。ここで「ついてこれるものだけを」といった、線引きのようにも思えてそれはそれで嬉しい部分でもありました。もちろん、これまでの流れからいって次クールでは何度かw まとめ回はあるだろうから、全部をふるい落としたわけではないとは思うけど。わからないものを、わからないまま(すべてではない)見ていく楽しさは、いつまでも好きな方法です。


 ミオリネがスレッタに発した最後の言葉。それは事実。スレッタが守らなければミオリネ親子が死んでいたのも事実。あの兵士を殺す必要があったかどうかは、正直「戦争」に於いて語る必要性はないのも事実。

 彼女たちがこれからも、逃げ出すことよりも進むことを選び続けていくのか。それとも。。


 続きは3ヶ月後の4月。長いようで短いインターバルだとは思うけど、単純にw 非常に楽しみになりました。待ち遠しいです。


機動戦士ガンダム 水星の魔女 vol.1(特装限定版) [Blu-ray] - 小林 寛
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