勇者、辞めます 第4話

上司との、飲み会の極意



　ちょこちょこ、社会人としてのノウハウみたいなことをちりばめてくるところが、この作品の特徴でした。仕事の進め方、部下・上司との接し方など、ファンタジーの世界でありながら、違和感なく進められていくところは、最近の傾向のようでした。（現実主義勇者の～ も面白かった。）


　今回は上司（魔王エキドナ）との飲み会。しかもサシ飲み。ぎりぎりで身バレは防げたものの、エキドナさんめっちゃ飲むからｗ なかなかレオさんの思うようには進められていませんでした。けれど途中から彼女が魔界で成し得たいこと、彼女が魔界を変えたいと願っていること。そのために、彼女は 賢者の石 を求めて戦い、そして敗れたのだということを、知ることになりました。

　魔王はちゃんと統治者としての役割を果たそうとしていて、その手段も決して力づくが本意ではない。敵としていた人間たちにも家族がいて、故郷がある。だからこそ、無駄な殺し合いは極力避けていた…
　もう十分人間たちと共存ができそうなレベルに達しているなぁ。

　飲み会の終盤、ふとしたタイミングで本音を話す（話さざるを得ない）状況ってのも、よくあることでした(*^-^*) ある種それも飲み会の目的の一つ出会ったりするからなぁ。


　この２年はもうすっかり飲み会自体、特に会社での飲み会はなくなってはしまったけれど、いろいろ懐かしいところが多くて面白かったです。またいつの日かこういったことが日常に戻る日が来るのかは、正直今のところはわからないところ。なきゃないで、別な方法を探す方向にはなってきそうな気はするなぁ。飲み会でのハラスメントもなかなかな問題にはなってしまっていたしなぁ。

　レオさんが正体を明かそうとしたその瞬間、いきなり四天王二人が退職。。次回は二人まとめて当番回だろか？


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