ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第6話

いつか、どこかの空の下で。


 もうこれはずっと感動し続けてしまうパターンに入ってしまったかもしれないなぁ(^_^;) 劇伴も、もうどれをとっても素晴らしく、いつものようにその映像は心から美しいと思えるものばかりで、その上で彼女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの成長は著しい。彼女には退役した今、その時々、最も必要な人が現れているように思います。それは彼女の目的に沿った、という意味で。まるで一つひとつの感情を組み上げ、咀嚼し理解していくかのように。そしてその感情を心から噛み締め、自身のものとし、その上で、じゃあ自分が感じている大佐への感情はなんなのか。大佐が自分に対して言った「愛している」とはどういう想いだったのか。


 写本家とのペアな特別なお仕事。男女でペアってだけでなんかもう不穏な感じしかしなかったところはあったけどw ヴァイオレットのペア相手、リオンさんはちょっと他の人とは違う趣がありました。
 彼は彼のストーリーが、もう少しゆっくり見てみたかった気もしましたが、彼もまた、彼女と出会うことで変わることができたことは、よりいっそうこの物語を深くしていったと思います。

 本当に自分がしたいことはなんだったのか。本当に自分が好きだったのは、愛していたものは何だったのか。それはたとえそれに気づけずに過ごしてきてしまった時間を否定したとしても、それでもやはり求める未来を選ぶ他無い。なんだろうな。良し悪しなのかもしれないし、後悔をしたくないってのも大きいと思う。でもまず何よりも気づくこと。そしてその気持ちに、想いに嘘をつかない、つきたくない、と思うことができるかじゃないかな。リオンはヴァイオレットを見て、そう気付かされたんじゃないかと思いました。

 彼女はいつだって、どんなときであっても、大佐しかない。彼女は彼を、彼女の世界そのものとまで考えていました。もうそこまで考えまとまっているのなら、、、と思うけど、であればもし彼女がこのまま彼に出会うことがないのだとしたら。。彼女の世界はとっくの昔に終わっていたのだとしたら・・・


 前回との繋がりがまったくなかったのは、どういう時間軸だったのかとても気になったまま。どうなっていくのだろう。。もう不穏なシーンはほんと見たくはないのだけれどなぁ。




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2018-04-04


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