四月は君の嘘 #16「似たもの同士」
どうしても重ねてしまったその姿は、もう拭えなかった。
凪ちゃんの登場で、公生君に対して何かプラスになるものがあるのではないか。瀬戸さんは彼に別のことで、成長してもらいたいと思っていました。哀しみではない、何か別の感情で。
かをりちゃんのフラグはもうどうしたって折れようのないところまで進んでいました。限られた極僅かな時間を、考えうるもっともやりたい時間として当てることで、これからずっと続くはずであった未来を、少しでも、ほんの少しでも補いたい一心で。
彼女の涙の理由を聞けなかった公生君でしたが、むしろ聞いてはいけない瞬間だったなぁ。もし聞いてしまえば、何か未来が確定してしまう。そんな不安しかなかった。
けれど病室での彼女の取り乱し用は、どうしたってもう気にならないわけにはいきませんでした。
夜、もう一度かをりちゃんの病室を訪れた公生君は、ベッドに座る彼女の姿を見て、母親を連想してしまっていた。似てるわけない、って思い込もうとしても一度イメージしてしまったそのビジョンは、そんなに感嘆に彼の脳裏から消えることはありませんでした。
「わたしと心中しない?」
引きとしては少しドラマチックというか、セリフっぽいセリフだったのだけれど、何よりもそれが冗談に聞こえないところが、もういろいろ暗示してて辛いところでした。。
原作が完結していたため、アニメも追随して原作の、エンディングが見られそうです。ですがそれが楽しみです、とは素直に思えないお話の流れなのがやっぱり辛い。叶わないとわかっていても、かをりちゃんをどうか、どうにか、と思ってやまないです。
凪ちゃんの登場で、公生君に対して何かプラスになるものがあるのではないか。瀬戸さんは彼に別のことで、成長してもらいたいと思っていました。哀しみではない、何か別の感情で。
かをりちゃんのフラグはもうどうしたって折れようのないところまで進んでいました。限られた極僅かな時間を、考えうるもっともやりたい時間として当てることで、これからずっと続くはずであった未来を、少しでも、ほんの少しでも補いたい一心で。
彼女の涙の理由を聞けなかった公生君でしたが、むしろ聞いてはいけない瞬間だったなぁ。もし聞いてしまえば、何か未来が確定してしまう。そんな不安しかなかった。
けれど病室での彼女の取り乱し用は、どうしたってもう気にならないわけにはいきませんでした。
夜、もう一度かをりちゃんの病室を訪れた公生君は、ベッドに座る彼女の姿を見て、母親を連想してしまっていた。似てるわけない、って思い込もうとしても一度イメージしてしまったそのビジョンは、そんなに感嘆に彼の脳裏から消えることはありませんでした。
「わたしと心中しない?」
引きとしては少しドラマチックというか、セリフっぽいセリフだったのだけれど、何よりもそれが冗談に聞こえないところが、もういろいろ暗示してて辛いところでした。。
原作が完結していたため、アニメも追随して原作の、エンディングが見られそうです。ですがそれが楽しみです、とは素直に思えないお話の流れなのがやっぱり辛い。叶わないとわかっていても、かをりちゃんをどうか、どうにか、と思ってやまないです。
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