ドキドキ!プリキュア 第16話

「敵と友達になっちゃダメなのかな?」



 レジーナさんがマナちゃんに接近してきて、友達になりたいと懇願してきました。彼女はあのキングジコチューの娘だという。ならば敵になるわけで、そんな子と友達どころか話すらしたくない。けれどマナちゃんはその申し出を受け、友達になると宣言してしまった。

 真琴ちゃんはもちろん、六花ちゃん、ありすちゃんにもマナちゃんの気持ちはわかりませんでした。でもそれは実は、マナちゃんも。

 マナちゃんはどうしてもレジーナが心底悪い人には見えなかった。友達になりたいというその気持ちは本当の気持ちなんじゃないかと、感じていました。マナちゃんは頭で考えるよりもまず「感じ」で動いてしまう子なので、行動を決めてから考える、ってことに(^_^;)

 彼女の中で抱えていた矛盾。その答えを導き出すには、恐らくレジーナの心を変えるしかないのだけれど、彼女の「敵と友達になってはいけないのか」という疑問に、何かマナちゃんは違った答えを出してきそうで、この作品でのポイントになりそうな気がしました。もし違った答えが出るとすると、ぐっと面白くなってくると思います。

 今回は大変わかりやすくレジーナの「自己中」が描かれていて、だからこそそれがなぜ良くないと思われるのか、うまく友達になれないのかがわかりました。そして本音をぶつけあってこその友達。ってところも大事なこと。コミュニケーションとは、っていうところまで改めて入り込んでくるのかもなぁ。


 次回は引き続きレジーナさんがご活躍。何をもってクリスタルが重要なものだと気づかれてしまったのか。トリオはやっぱり出番少なめなのか(^_^;)


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