氷菓 #20「あきましておめでとう」

あと4ヶ月もすればお正月。


 ささっと年を越してて、お正月。ちーちゃんの艶やかな和服姿。摩耶花ちゃんの巫女姿が見られてもう、序盤だけで十分満足のいく回でした。

 お話自体は何やら古典落語のような、所謂「お話」で、これはこれで面白かったです。ちーちゃんの諸事情がなければ、何も面白くなる要素がなかっただけに、うまくまとめられていたと感じられました。納屋の側で、時間差で、ちーちゃんのハンカチと折木君の財布(空っぽ)が見つかった時点で、摩耶花ちゃんなら気づいてもおかしくないのに、とは思ったけれど、そこがこの作品の、当初から感じている今回の「僅かな違和感」だったかな。小豆の袋のお話でようやく自体に気づいたのは里志君。納屋の戸を開けたから「あきましておめでとう」そのセンスが、折木君にはあって、里志君にある誇れるw スキルだとは思いました(*^_^*)

 様々な偶然と境遇が引き起こした密室事件。すべてはあのおみくじから始まっていたのだとしたら、もうどこにもその思いをぶつけるところはなくw 元旦早々始まったその年は、思い出深いものになるだろう、としか思えなかったかもしれない(^_^;)


 どうやらもう短編の集まりで締めくくられてしまいそうなこちらの作品。もう1つくらいあっても嬉しいのだけれど、次回はそのまま時間が進んでバレンタイン。摩耶花ちゃんがまた頑張っちゃってテレてくれて可愛いところが見られそうです。そいえば今回妄想とはいえ、折木君のてへぺろが見られたのも面白かったw




 
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