氷菓 #19「心あたりのある者は」
きな臭いの「きな」ってなんでしょう。
折木とちーちゃん。部室に二人。いつものようにちーちゃんが折木を褒めてると、いつものように折木はそんな言い方はやめてくれという。なんとももう日常なやりとりです。
事件解決に至らずとも、推論を立てられるってことは既に才能であるとちーちゃんが折木を褒めたのだけれど、折木は理屈なんてどんなものにだってこじつけられる。と返した。裏には「自分の推論などそう簡単に事実には結びつかない」ということを証明すること。ちーちゃんを簡単に口で納得させることは曲がり通らないと、ここまでの経験で折木は結構最初のほうで気づいている。だから今回も、適当に彼女に納得してもらって、その場を収めたい。彼の思考は割と曲がらないな。ちーちゃんのあのキラキラ気になります!になぜ屈しないのかw
ふと、その証明勝負を始めた直後、校内放送がかかり、ちーちゃんはその放送を問題としました。折木はその短いセンテンスの中から、言葉巧みにあれやこれや推論をくっつけ、対象の生徒は恐らく、犯罪に関わっている、と断言。加えて折木が廊下で見た新聞が結びつき、推論は辻褄が合い、完成に至りました。
けれどちーちゃんはその推論が、何かの証明のためだったはず、と思い出したがそこまで。何の証明だったかわからなくなっていて、それは折木も同じ。じゃあ今度はその証明を推理して・・・、と、危うく無限な螺旋に入りかけましたがw 折木はシャットアウト。今回のお話はここまでとなりました。
実際のところ、折木の推論はおそらく、ほぼほぼ正解だったんだろうな。それがオチというもの。長々と、たった二人だけで終わってしまった今回。前回に続いてこういうお話はとても好きなので、今回も非常に面白かったです。長編も良かったけれど、長きに渡る作品を形成する上で、欠かせないのはこういった短編であって、その短編の中でこそ、キャラクターはまた一段と成長していく。
次もまた、今度はお正月?かな。和服姿が極めてよく似合うちーちゃんに期待です。
折木とちーちゃん。部室に二人。いつものようにちーちゃんが折木を褒めてると、いつものように折木はそんな言い方はやめてくれという。なんとももう日常なやりとりです。
事件解決に至らずとも、推論を立てられるってことは既に才能であるとちーちゃんが折木を褒めたのだけれど、折木は理屈なんてどんなものにだってこじつけられる。と返した。裏には「自分の推論などそう簡単に事実には結びつかない」ということを証明すること。ちーちゃんを簡単に口で納得させることは曲がり通らないと、ここまでの経験で折木は結構最初のほうで気づいている。だから今回も、適当に彼女に納得してもらって、その場を収めたい。彼の思考は割と曲がらないな。ちーちゃんのあのキラキラ気になります!になぜ屈しないのかw
ふと、その証明勝負を始めた直後、校内放送がかかり、ちーちゃんはその放送を問題としました。折木はその短いセンテンスの中から、言葉巧みにあれやこれや推論をくっつけ、対象の生徒は恐らく、犯罪に関わっている、と断言。加えて折木が廊下で見た新聞が結びつき、推論は辻褄が合い、完成に至りました。
けれどちーちゃんはその推論が、何かの証明のためだったはず、と思い出したがそこまで。何の証明だったかわからなくなっていて、それは折木も同じ。じゃあ今度はその証明を推理して・・・、と、危うく無限な螺旋に入りかけましたがw 折木はシャットアウト。今回のお話はここまでとなりました。
実際のところ、折木の推論はおそらく、ほぼほぼ正解だったんだろうな。それがオチというもの。長々と、たった二人だけで終わってしまった今回。前回に続いてこういうお話はとても好きなので、今回も非常に面白かったです。長編も良かったけれど、長きに渡る作品を形成する上で、欠かせないのはこういった短編であって、その短編の中でこそ、キャラクターはまた一段と成長していく。
次もまた、今度はお正月?かな。和服姿が極めてよく似合うちーちゃんに期待です。
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