夏目友人帳 肆 第十三話 「遠き家路」
今、帰りたい場所。
4期はかなりストーリー性の強いお話になってきていて、これまでよりだいぶ形態が異なってはいました。でもやはり本質は変わっておらず、穏やかに、緩やかな終わり方でした。
妖によって、夏目君の過去が描かれていた前回、そして今回。その想い出は決して楽しいものではなかったのだけれど、思い出したことを後悔するようなものでもありませんでした。
ニャンコ先生のおかげでその妖から解放された後は、当初の目的だった、昔自分が住んでいた家へ。そこには亡き父との想い出がたくさんあったはずなのだけれど、もうほとんど覚えておらず、また、思い出すこともありませんでした。それでも夏目君は、来てよかったと思っていたんだろうな。
どんなに大切だと思っている出来事であっても、人は必ずその記憶をその時点のまま、留め続けることはできない。必ず、必ずその出来事は記憶は想い出は、薄らいでいってしまう。どんなに記憶の裏打ちをし続けようとも、どうしたって"その時の"感動や印象は薄らいでいってしまう。
それはとても悲しく辛いことかもしれない。それはとても残念で、勿体無いことかもしれない。でも時間は常に動き続けていて、記憶は常に積み重ねられていく。それをどう捉えるか。あぁ、あの頃が良かった、と、やはり振り返り懐かしむことが多いのか、それとも、あの頃もよかったけれど、今のこの瞬間も、決して忘れたくはない、と、思える場に自分がいるか。
全部が全部、とも、都合よく、ともいかない辺りがもどかしいけれど(^_^;) 想い出は、大事にしつつも、いつかは薄らいでいくもの。それが必然であるということ。そう、捉えていられれば、忘れていってしまうということも、そう、悲観的なものにはならないはず。そう、思います。その大切な想い出があって、だから今がある。繋がってきているからこそ、過去も、今も、これからも、大事にしたい、って思えるんじゃないかな。
いつものように気持ちまとまらずではあるけどw またいつか、を約束してくれる。そんな終わり方でもあったと思います。またちょっとしたら、描いていってほしいな。個人的には1クールまるまるオリジナル、とかでも期待してみてしまうかも(>_<)
4期はかなりストーリー性の強いお話になってきていて、これまでよりだいぶ形態が異なってはいました。でもやはり本質は変わっておらず、穏やかに、緩やかな終わり方でした。
妖によって、夏目君の過去が描かれていた前回、そして今回。その想い出は決して楽しいものではなかったのだけれど、思い出したことを後悔するようなものでもありませんでした。
ニャンコ先生のおかげでその妖から解放された後は、当初の目的だった、昔自分が住んでいた家へ。そこには亡き父との想い出がたくさんあったはずなのだけれど、もうほとんど覚えておらず、また、思い出すこともありませんでした。それでも夏目君は、来てよかったと思っていたんだろうな。
どんなに大切だと思っている出来事であっても、人は必ずその記憶をその時点のまま、留め続けることはできない。必ず、必ずその出来事は記憶は想い出は、薄らいでいってしまう。どんなに記憶の裏打ちをし続けようとも、どうしたって"その時の"感動や印象は薄らいでいってしまう。
それはとても悲しく辛いことかもしれない。それはとても残念で、勿体無いことかもしれない。でも時間は常に動き続けていて、記憶は常に積み重ねられていく。それをどう捉えるか。あぁ、あの頃が良かった、と、やはり振り返り懐かしむことが多いのか、それとも、あの頃もよかったけれど、今のこの瞬間も、決して忘れたくはない、と、思える場に自分がいるか。
全部が全部、とも、都合よく、ともいかない辺りがもどかしいけれど(^_^;) 想い出は、大事にしつつも、いつかは薄らいでいくもの。それが必然であるということ。そう、捉えていられれば、忘れていってしまうということも、そう、悲観的なものにはならないはず。そう、思います。その大切な想い出があって、だから今がある。繋がってきているからこそ、過去も、今も、これからも、大事にしたい、って思えるんじゃないかな。
いつものように気持ちまとまらずではあるけどw またいつか、を約束してくれる。そんな終わり方でもあったと思います。またちょっとしたら、描いていってほしいな。個人的には1クールまるまるオリジナル、とかでも期待してみてしまうかも(>_<)
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