灼眼のシャナIII Final 最終話

新世界へ。


 本当に長い時間をかけ、こうして最終話を、エンディングを見ることができて嬉しかったです。そして何よりも作品への「感謝の気持ち」を感じたのが一番大きかったなぁ。

 ここ数年見た作品の中で、この結末は本当に考えに考え抜かれたものであるとわかるし、ある意味悲しいけれど「今」な感じではありませんでした。残るべくして残る作品になったと思います。

 とはいいつつ、全部が全部理解できたわけじゃないのは確か(^_^;) でも今の時点では、皆が、すべてを納得した上で、生き抜いた。生き延びた、という印象を受けました。皆が全力を出しきり、皆が互いのために最善を尽くそうとしたこと、そのためにぶつかったのだということ。その上で、新世界は形成され、選択をしたということ。

 守られるべくして守られた者がいれば、惜しくも散ってしまった仲間もいる。それはどちらにもいえたことで、どちらが正しいとは、正直もうわかりませんでした。守りたいものがあって、それを守ろうとした。どちらにしても、ただそれだけだったんだと感じました。

 まるでまとまらないんだけど(^^) こうして完結をアニメで見れたことで、ようやく、ようやくw 原作を読んでみたいと思えたことも事実。まさに「今更」ではあるのだけれど、より深く知りたい、理解したい、自分の中でこの「灼眼のシャナ」という作品を受け入れ、溶けこませたい。そう感じたから。そんな作品、これまでほとんどなかったのに、そう感じたのは、やはり最初にこの作品に出会った時。その作りこまれた精密な世界設定と、トーチと呼ばれるアイデアが、ずば抜けていたからだと思います。
 アニメの第一印象は決してよいものではなかったんだけどw その全体を把握できてからは、ようやく他とは大きく異なるんだということがわかりました。
 こんな物語を考えることができるなんて、それを物語の中でここまでうまく巧みにうまく活かすことができるなんて。それがシャナへの第一印象でした。だからこそ、より深く理解したいという気持ちが生まれたのかもなぁ。

 1期が始まったのが2005年。つまり完結までにおよそ7年の月日を費やしたこの作品は、大作だったと、誰に対しても言える作品になったと思います。最初から最後まで見ることができて本当に、心から良かったと思いました。とにかく感謝の気持ちが大きいです(^^)














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