輪廻のラグランジェ 第6話

怒り心頭で一発ぶん殴りに行くため、まどかちゃんは飛び出して行きました。
ムギナミちゃんのために。


　ムギナミちゃんに対するあまりな態度を見せたヴィラジュリオ。その様子を見て、もうまどかちゃんの怒りは収まりませんでした。けれどその想いは、ムギナミちゃんには届いては居なかった。

　勝手に自分の心を、わかったようなことをいいつつ、そして自分のために敵討ちをする。仲間思いの優しい子に見えるものの、当人にとってそれは余計なおせっかいのなにものでもなかった。本当のところ、それはただ自分が認めたくなかっただけで、彼のことを兄と慕っていた自分を覆す、否定するにはまだあまりに時間は短く、受けいられれなかった。加えて、まどかちゃんが勝手に自分のことをわかったような口で物事を進めていくものだから、つい、「それは全部自分のためなんでしょ」と、言ってしまいました。

　そんなの当たり前のこと。でも言わないことって思うときあります。「可哀想だったから見てられなくて」って言葉は、「可哀想なあなたを見ている"自分が"つらくて」と、さほど違いはない。心配しているのは事実だから。
　でもそれをいってしまうと、もうどうしようもないっていうか(^_^;) どうしたってそうなるよね、っていう落ちどころにいっちゃうよね。ムギナミちゃんだって言いたくて言ったわけじゃないだろうけど。

　でもその言葉はまどかちゃんに大きく響いたらしく、突如暴走めいた様子となり、さらにその直後、光きれいな花が、辺り一面を包み、舞い降りてきました。その花こそが、ラングランジェであり、輪廻の花。。


　まだｗ わかるところに到達するには時間がかかりそう。でももうちょいでムギナミちゃんが立ち直ってくれそうでもあるので、全然楽しみです。あともう無意識に、毎回のランちゃんの「わん！」を楽しみにしている自分が確かにいます。なぜただ「わん！」って言っているだけなのにあんなに可愛いって思ってしまうのか。絶対毎回確実に１わんをお願いしたい。

輪廻のラグランジェ 1 (初回限定版) [Blu-ray]
バンダイビジュアル
2012-03-23


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