夏目友人帳 参 第一話 「妖しきものの名」
夏新番4つ目。二度目の再会。
1期の途中からこの作品を一気に見て、2期もとても楽しめて見ることができたので、続編の中では今期唯一こちらを楽しみにしていました。
人と妖の物語でありながら、そこに描かれているお話は人の心と妖の心のお話であり、それは時に、人同士のそれと同等、或いはそれは、今の人が失っている、失い始めている心の時もあり、ひどく懐かしく、ひどく切ない場面が多かったように思います。
3期となる今回もそのやりとりは変わらない始まりでした。
勝手にやってきて、勝手に去って行くモノたち。
オババとレイコさんとの関係は、最初はちょっと誤解があったけれど、それでもレイコさんはオババの願いを聞いてあげていた。本当は人の友人が欲しいと願っていた彼女は、オババが人成らざる者だと知って、少し哀しげな表情を見せていたけれど、それでも彼女は自分を頼ってきてくれていたオババのために、老木を助けていました。
夏目君はそのことをオババの記憶と、話から読み取り、名前を返してあげることに。オババはその力の強さから人はもちろん、同じ妖とも距離を置かざるを得なく、その様子が夏目君にはレイコさんと重なって見えていた。
誰とも、友人と呼べる人が誰もいない。夏目君は単に「それはとても寂しいこと」だと思って、助けてあげたのかもしれないな。かつての自分や、レイコさんのことを思って。
途中降り注いできた災いは、お茶碗が助けてくれました(^-^) あいつなんて良い奴なんだ・・・ 事前に教えてくれたり、最終的には身代わりになってくれて。
妖には夏目君を襲ってきたような怖いものものいれば、あのお茶碗のように人に害を与えるどころか、手助けしてくれるものもいる。オババのように、何もわからない者だっている。彼等は「人と」ととの関係はほとんどなく、ただそこに在り続けている存在でしかない。
そんな彼等との物語。そこには「物語」といえるほど、大きなお話はなさそうに見えるのだけど、ごく互いが自然に在り続けていることと、彼等が元来持ち合わせている穏やかな優しさが、小さいドラマを、心打つドラマを見せてくれる(^_^)
人間以上に人間くさい妖たちだからこそ、描けている部分が大きいと思う。今期もそんなお話をたくさん見ることができればいいな。もちろんこちらは見ていきます。EDが中孝介さんに戻ってくれてちょっと嬉しかったかも。
1期の途中からこの作品を一気に見て、2期もとても楽しめて見ることができたので、続編の中では今期唯一こちらを楽しみにしていました。
人と妖の物語でありながら、そこに描かれているお話は人の心と妖の心のお話であり、それは時に、人同士のそれと同等、或いはそれは、今の人が失っている、失い始めている心の時もあり、ひどく懐かしく、ひどく切ない場面が多かったように思います。
3期となる今回もそのやりとりは変わらない始まりでした。
勝手にやってきて、勝手に去って行くモノたち。
オババとレイコさんとの関係は、最初はちょっと誤解があったけれど、それでもレイコさんはオババの願いを聞いてあげていた。本当は人の友人が欲しいと願っていた彼女は、オババが人成らざる者だと知って、少し哀しげな表情を見せていたけれど、それでも彼女は自分を頼ってきてくれていたオババのために、老木を助けていました。
夏目君はそのことをオババの記憶と、話から読み取り、名前を返してあげることに。オババはその力の強さから人はもちろん、同じ妖とも距離を置かざるを得なく、その様子が夏目君にはレイコさんと重なって見えていた。
誰とも、友人と呼べる人が誰もいない。夏目君は単に「それはとても寂しいこと」だと思って、助けてあげたのかもしれないな。かつての自分や、レイコさんのことを思って。
途中降り注いできた災いは、お茶碗が助けてくれました(^-^) あいつなんて良い奴なんだ・・・ 事前に教えてくれたり、最終的には身代わりになってくれて。
妖には夏目君を襲ってきたような怖いものものいれば、あのお茶碗のように人に害を与えるどころか、手助けしてくれるものもいる。オババのように、何もわからない者だっている。彼等は「人と」ととの関係はほとんどなく、ただそこに在り続けている存在でしかない。
そんな彼等との物語。そこには「物語」といえるほど、大きなお話はなさそうに見えるのだけど、ごく互いが自然に在り続けていることと、彼等が元来持ち合わせている穏やかな優しさが、小さいドラマを、心打つドラマを見せてくれる(^_^)
人間以上に人間くさい妖たちだからこそ、描けている部分が大きいと思う。今期もそんなお話をたくさん見ることができればいいな。もちろんこちらは見ていきます。EDが中孝介さんに戻ってくれてちょっと嬉しかったかも。
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