あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第6話「わすれてわすれ ないで」

哀しませたくないから。
だからもう、思い出さないでくれていいから。
わすれてほしいから。


 じんたんはぽっぽの言葉もあり、なぜめんまが自分の前に現れたのかを、真剣に考え始めました。終わりの始まりです(^_^;)

 死んだ人が現れる。それはやっぱよく聞く話としては、成仏できないでいるってこと。死んだ本人が死んだことに気づいていないとか。やり残したことがあるとか。本人もわかってないとか。

 とりあえずじんたんはいつかめんまが言っていたとおり、もう一度学校に行くことにしました。意を決して行ったものの、実際にはクラスで彼を気にする人はごく僅かであり、話題はあなるのことで持ちきりでした。

 じんたんが突如教室で叫びだしたのはw あなるのことを庇ったのが理由なんだろうけれど、やっぱ自分のこと気にも留めてくれていなかった現実に対しても、それなりの憤り感じてたのかなw 身勝手も甚だしいってのこと、自身でも気づいてはいただろうけど。あれは少なからず本心には違いなかったんだろうなw


 あなるはじんたんのことを引っ張って学校を出て、その後明るく笑ってくれていました。その笑いは決してカラ元気な感じじゃなく、ほんとに元気な姿に見えました。そしてじんたんにもありがと、って言ってくれて。
 単純で、不器用で、でも一生懸命で、素直で。あなるはほんといい子だよなぁ。自分にも嘘吐けない感じかな。


 その後秘密基地に押し入ってw ぽっぽを加えてめんまの家に行くことに。一度も行ったことがなかったものの、めんまのお母さんは温かく迎え入れてくれました。そこで日記帳をゲット。けど、今回はその日記はお預け。
 ゆきあつとつるこが思い出した「あの日」のこと。日記帳と繋がりそうでした。

 じんたんは家に帰るとめんまにそのことを話したら、すべての晩ご飯がボッシュートされw また泣かせてしまった。。
 そんなことをしてしまったら、お母さんがまためんまのことを思い出して、そして哀しんでしまう。だから、思い出して欲しくないって。

 そう、泣きながら訴えるめんまに対して、じんたんはまた怒ってしまいました。いつも他人のことを考えてくれて、いつも他人のために泣いてくれる。

 励まされる自分なんかより、励ましてくれているめんまの方が何倍も辛いんだって、じんたんはわかってるから。こんな自分なんかのことより、もっとめんま自身のことを考えてほしい、ってじんたんの気持ちは、普通の考え方だろうな。明らかに自分より大変な境遇に遭っている人に「頑張ってね」って言われても、それってどんだけ頑張ればいいんだよ、って思ってしまう。だからその相手の思いやりは屈折して受け止めてしまうよね。。

 鼻血のおかげでw その場は一旦打ち切られたけど(^_^;) その後あなるに止めを指されておしまいw じんたん、今回もまた一歩成長したねw


 いよいよ「あの日」に何が起きたのか、起きようとしていたのかがわかりそうになってきました。めんま自身、記憶が欠落しているところがあるのか、それともめんまは最初からすべてを知っているのか・・・ とりあえず今回もラジオを聞きましょう(^.^)



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