刀語 第九話 「王刀・鋸」

「剣を取った方が弱くなるなど、まるで呪いのようですね。」


　九月。新しいＯＰには全く慣れず、正直やはり馴染んでもいないようにしか見えないけど（汗）まだ、残暑厳しい頃合いです。今週は割と過ごしやすかったんだけど、今日は暑さも何もかも戻ってきた感じ。


　キーワードにあったとおり「もうあと３話で終わり」。つまりそれはもう今年も残すところあと３ヶ月余りで終わりを、意味する。一旦整理して、そう、整理するのに一ヶ月くらい欲しいくらい、信じられない現実です。

　８本まで集めた七花たち。次なる刀は出羽にて道場を開いている汽口慚愧（きぐちざんき）。再び女性剣士との一戦となりました。が、彼女に言われるがまま防具、木刀を手にさせられて戦うハメになってしまった七花は、ものの見事に瞬時に敗北。これまでも何回か刀を手にした七花がいたけど、まるっきり変わらずで、刀を手にした途端に弱くなることに違いありませんでした。

　そこでとがめの出番･･･。にしても彼女の奇策はすぐには出ず、それまでは汽口の提案通り、七花は彼女の門下生となって剣を使えるよう修行することになりました。

　この修行が七花にとっては新鮮極まりなく、毎日が楽しくてしょうがない！って感じ。片やとがめにとっては、ちらちら見にいく度に、ちょうどいいシチュエーションにｗ 出くわしてしまうものだから、日々その機嫌は悪くなるばかり(^_^;) ヤキモチとがめは何度見てもやっぱ可愛いことこの上ありません。あ、キスしてすべて忘れちゃった七花も可愛かったｗ

　修行から十日経過の後、いよいよ辛抱溜らずかｗ とがめは奇策を行使することに。それは実に反則そのものでしたが、この町で将棋を反則といえるわけがない、というとがめの心理戦での勝利。見事でした。この奇策を思いつくまで十日ってことか。頑張ったね、とがめｗ
　最終的には看板娘になられた汽口さん、凛々しく格好良く、可愛かったなぁ。ちゃんと虚刀流でも戦ったんだね。


　まにわにの方は前回同様、左右田右衛門左衛門がお相手となり、鴛鴦さんがここで･･･。 気づかなかったけど結構背中セクシーだったんだ･･･。 右衛門左衛門の強さなら鳳凰ももしや、というところです。でも彼、いつの間にか腕が川獺さんのものを受け継がれておりました。あっさり切り落とした理由はここにあったみたい。


　もう残り３話。次はとがめの故郷へと向かうみたいで、果たしてどのような刀、所有者なのか。予告がまだ見れていないけれどとても楽しみなのは変わらずです。変わらずもう９月まできたんだよなぁ･･･

刀語　第九話　王刀・鋸 (講談社BOX)
講談社
西尾 維新


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