おおきく振りかぶって 夏の大会編 第12話

エースの自覚。


 試合は惜しくも西浦は勝てず、敗退となってしまいました。けれど今回の試合で彼らが得た力は、恐らくこれまで勝ち抜いて得てきたそれとは、比べものにならないほど価値があったに違いない。まさに価値ある敗北でした。

 監督のサインが読まれているとわかるのが遅かったのも、直接的な敗因とは言い切れず、誰もが悔しいと感じたからこそ次がある。モモカンが最後にみんなにかけていた言葉は、恐らくセオリーであって、慣れた言葉だったのかも知れない。でも聞いてわかることではなかったと思います。言い方が上手く浮かばないけれど「思い知る」ことでしか身につかないことを、彼等は経験したんじゃないかな。


 3ランを打たれてしまい、三橋君が乱れ始め、栄口君がエラーし、三橋君が「俺のせいだ」と感じたとき。普通ならそこで終わっていたのだと思います。でも彼は「俺のせいだ」=「自分の存在」を意識し、そのまま「責任」をも意識することができていた。自分のせいで流れが変わってしまっているのなら逆に、自分が変われば流れが変わるはず。この発想が彼を奮起させ声を出させることになりました。この作品始まって以来の彼の大声が聴けた瞬間、また不覚にもぐっときてしまった(^_^;)

 そして三橋君が自分の考えを持って首を振り始めてからは、これからの可能性が大きく拓けた瞬間でした。これまで阿部君に任せっきりだったこと。それが"阿部君にだけ"責任を押しつけていたことなんだと気づき、「間違っていた」と認識しました。これ以上ない成長でした(泣)

 「見てくれ、審判!!」と田島君が思った瞬間もまた、ぐっと来てしまった・・・。今回三橋君が大声を上げたところの次に、その場面が心に残りました。

 そしてBパートでとうとう試合は終了。張り裂けんばかりの西広コールも熱いものがありました・・・。泣き崩れるナイン、阿部君の前で涙を見せた三橋君。にまたもらい泣きしそうになったなぁ。何回泣きそうになったんだろ、今回w


 見事に構成されていて、盛り上がりがわかりやすく、ここぞという場面が効果的に演出されていたと思います。野球アニメをここまで好きになったのは本当に初めてです(^.^)

 3年ぶりに再開するも次回でまたおしまい・・・。またすぐにでも再開してくれることを願っています。

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