とある科学の超電磁砲 最終話

最高の居場所。


 ちょうど家に帰ってきたら始まったので、最後にして初めてリアルで見ることになりました。

 最終話とあって、その力の入りようは文句なし。Aパートをほぼすべてを使用してのテレスティーナさんとのバトルはまさに圧巻でした。大原さんの悪役っぷりはいつ聞いても最高です。悪意に満ちていながら、ボスとしての威圧感も極めて大きく感じられて、このキャラの変わりようがまた素晴らしく思いました。

 そして本作主役、美琴御姉様の最大パワー。あれでLEVEL5というと、もうその上は遙か超人的能力としか思えないw 彼女はこれまで一体どんだけの力をセーブしてきたのか。壮絶でした。


 この作品での田中敦子さんの役所がまた本当に良かったなぁ。もうすっかり自分としては「少佐」と同化しているんで(^_^;) あの木山先生のように感情をそのまま表に出すようなシーンが新鮮でした。こちらももちろん素晴らしく演じられていて、とっても見応えがありました。格が違いました。


 Bパートでは子供たちを救出・・・、と思いきや再びしぶとくテレスティーナさん再来。ここでは佐天さんが大活躍!! 4人それぞれみんなの見せ場がちゃんとあるところも大変良かったです。

 テレスティーナさんはやはり、御姉様のレールガンによって撃破され、ようやく子供達は助かることが出来ました。

「木山先生だ。」

 先生が涙する場面は、ラストの飛行船のシーン含め、ここまで彼女がすべてをささげてきたものが叶ったことを意味する、かけがえのない涙に違いありません。

 その木山先生をバックアップしたお姉様達。それぞれの役割をこなしながら、うまくかみ合っていて、これもまたよいチームとなっていました。


 学園都市は確かにある目的のために存在し、生徒達は「飼われている」といっても過言ではない。そのことを認識しながら、それでも生活ができることを喜びとする生徒も多いのかも知れない。彼等がまともに生活できるできない、ってのも、本当は重要な問題だったんだろうな、と、最後にしてようやく思えました。


 途中のオリジナルが、、というのはよくある話で、これといって悪い点ではなく、最後はきちんとまとめあげられた点を評価されればなぁ、って思います。これでまたちょっと待っていれば、メインの方のお話が始まってくれるのかな(^_^;) インデックスの活躍や、個人的には御坂妹の登場、あとはユニークな能力者の登場等楽しみです。

 今期最初にこちらが最終回を迎える形になりました。また是非本編でも、或いはまたこちらの作品でもいいから、見てみたいと思いました。
 あ、あと「nly my railgun」を超える主題歌はこの作品にはないのかも、って思えるほど、この曲が素晴らしかったことも、最後に流れて改めて思いました(^_^)

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