はなまる幼稚園 第8話

お父さんお母さんのお仕事を誇りに思っている葵ちゃんのお話と、
由緒正しい、素人さんへの気遣いが細やかな雛菊ちゃんのお話。


 魚屋さんがご実家の葵ちゃんは、夏休みの間どこにも遊びには行けませんでした。でもだからといってお父さんお母さんに「どっか連れてってー」とは言わず、毎日「早くお店のお手伝いをさせてー」と、せがんでいたという何とも親孝行な女の子。

 彼女のその気持ちはお魚が好きとか、店番を単にやってみたいから、という動機よりも、尊敬するお父さんお母さんのようになりたいから、というのが一番。ここがまたなんとも愛らしく、こんな子供だったら何でもしてあげたくなります(^_^;)
 リアルに考えてしまうと、その気持ちは一体後いくつまで保ってくれるんだろう、とかも考えてしまうけれど、葵ちゃんならきっと、と、感じさせる部分は大きかったです。何よりも一生懸命だったからなぁ。

 杏ちゃんたちの作戦でお手伝いができるようになってからの葵ちゃんは、大変活き活きと、何よりも楽しそうにお手伝いをしてくれていました。たぶん親だったら泣くw さらにその後、お絵かきしていた絵に自分を加える辺りも、もし後からでも知ることになったら、やっぱり泣くなw めちゃくちゃ可愛く、元気な子でした。
 あ、すっかり魚屋になってたひーちゃん、今回もコスプレばっちでした(^.^)


 Bパートには杏ちゃんのライバルとなる雛菊ちゃんが初登場! 以前出た組長さんの娘さんでした。いかつい組長さん、その他舎弟の方々w に囲まれていながら、大変容姿端麗で、性格も自ら自負するだけのことはある大和撫子。
 偶然つっちーに助けられたことがきっかけで、いっきに編入してくるほどのアグレッシヴさは、決して杏ちゃんに劣ってはおりませんでした。正確にはあの父がなんでもしてくれるだけかもだけどw

 しかし雛菊ちゃんもまた、菜々先生という大いなるライバルと対峙し、その器を知ることとなりました。やはり菜々先生の女性としての魅力は、子供から見ても取れるほど偉大です。

 意外だったのはその後、つっちーのお嫁さんになることを諦めかけた雛菊ちゃんに対し、杏ちゃんが励ましたところだなぁ。つい、勢いで言ってしまったようだったものの(^_^;) 好きなら諦めないで頑張らないと! って、訴えていた杏ちゃんの言葉には、真剣さを感じました。杏ちゃんはほんと一途で可愛いです。


 EDは雛菊ちゃん。おしとやかでこちらももちろん良かったです。
 これからまた一段と賑やかになってくれそうで楽しみです。そろそろあの双子ちゃんも気になってきたんで、出番が楽しみ(^.^)

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