大正野球娘。 最終話

念願だった朝香中との一戦。
櫻花會ナインは全力で挑みました。


 異色の女子野球な作品。それでも王道なスポーツ作品には遜色なく、最終回となった今回はこれまでの苦労の日々がすべて活かされ、全員で挑むその健気さに熱くなるものがありました。彼女たちの日々の努力が今日この日、試合の日を掴んだ。そのことを朝香中もわかってくれて、試合が後半になるにつれて、真剣勝負ができていました。

 結果は惜敗。けれど全力を出し切ることができたからこそ、結果からではなく、その過程に満足のいくものがあり、全員が清々しい笑顔でした。もう感動です(^_^)

 合唱部のみんなが来てくれて、雪ちゃんが怪我を押して試合を続け、より一層団結力が高まり、回を増す事に強くなっていくようでした。鏡子ちゃんも特訓の成果が出ててほんと良かったです。

 晶子さんの魔球も一時は見破られたけれど、それを逆手にとっての反撃。さらにはナックル?もなんとか小梅ちゃんが受け取れるようになって、小梅父もかけつけて、これは!? という展開だっただけに、本当に惜しい結果でした。勝たせてあげたかった(>_<)


 作品としてはとても途中から飽きそうになったんだけど、辻斬り、ならぬ辻打ちの回がとてもおもしろくて、そこからだんだんとまた引き込まれていった流れです。安定していた、というと良い言い方になるかな。野球をやろう、という発端が微妙であったり、今回のエンディングももう少しエピローグがあっても、っと思ってしまいました。もしかすると特典とかでもう1話くらいあるのか、それとも続きが計画中だったりかなぁ。

 あとはやっぱ伊藤さん。とってもかわいくて最後まで楽しめましたし、他のキャストさんもぴったり、って思う役所ばかりで良かったです。こちらもラジオはもう少し?続くみたいだから聞いていこう。

 さりげなく、地道に、それでいて最後は熱く、スポーツ作品ならではの感動もちゃんとあったこちらの作品。楽しく見ることができました。またあれば是非とも見たいと思います。

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