コードギアス 反逆のルルーシュR2 第6話

ロイドさん♪


 この作品で一番好きな女性キャラは確かw シャーリー。で、男性キャラはロイドさんです。やっと出てきてくれました。彼も立場が少し変わっていたようでしたが、無事復帰。性格なんかはもちろん変わっていなくて一安心でした。彼は常に自由で、何事にも深入りせず、飄々と立ち回ってほしい方。たまに焦るところも魅力。


 スザク君とルル君の読み合いは、ロロ君のおかげでなんとかルル君が切り抜けることに成功できました。だいたいスザク君はロロ君の事、どこまでご存じなんだろうか。知っていたところでまさかルル君サイドに寝返っているなんて、まだ考え及ぶわけないだろうな。


 11の新総督、ナナリー・ランペルージ。
 ルル君はここまでの行いすべて、彼女のために、彼女のためだけに苦心し進んできていた。その彼が、敵側に取り込まれてしまったナナリーと戦えるわけがない。
 彼は戦えない、殺せないと判断した場合は、ほぼ間違いなく味方に引き入れます。それが最も安全なため。

 ナナリー移送の途中をきちんと狙ってきたルル君たち黒の騎士団。仮面越しとはいえ、一目彼女を見た瞬間の、彼の気持ち、表情は、まさにずっと会えなかった恋人と再会した。そんな感情で満ちていました。ナナリーは妹だよね。もうどっちでもいいかな、って思えてきたけど(^_^;)


 新総督就任はナナリーの意思によるものでした。姉、ユーフェミアの遺志を継ぐために自ら志願して総督になること、そして再度特区を作ることを目的としていました。彼女の記憶は何も操作されていないってことなのだろうか。それともやはり都合のいいように、上書きされてしまっているのか。兄はちょっと失踪中とでも? なぜずっと会えなかったのかが語られていない以上、わからんなぁ。


「やりなおせるはずです、人は。」

 満を持して登場のランスロットはまた仰々しいものをつけて出てきました。この作品、かっこいいなぁ、と思うマシンは紅蓮弐式だけで、及第点かも、と思っていたのはランスロットのみ。それはまだ変わりません(^_^;) 切り捨てるところはとことん、って思います。

 ランスロットの新兵器はまた火力が尋常ではなく、紅蓮を中破させ、落下にまで追い込みました。たった一撃で。。 パワーバランス無視したメカの登場も主人公クラスの特権か。。

 しかし! 落下直前ラクシャータさんがご登場♪ 女王様な香りが一段と強く、濃くなってる気がしたけどw フローターが舞い上がり、紅蓮とドッキング! 紅蓮弐式可翔式と名付けられておりました。続けて吹き飛んだ右腕までも新しいのが連結。やはり扱いが違う(笑)黒の騎士団唯一のエースなだけにこの扱い。感動でした。もう一人のエース、藤堂さんにも是非機体を!! これなら合体ものも今後期待w


 残念ながら今一歩のところでルル君はナナリーを奪還できず、作戦は失敗と終わりました。ナナリーを何よりも最優先にする彼の考えが仇となってしまったなぁ。とりあえず連れ去る、って考えはなかったのか。妹想い、ってレベルはもうとっくに超えてました。



 ナナリーが兄を信頼していることは今も尚、変わりはない。けれど今その兄はいない。目の前に現れたのはゼロであり、電話口の人も、声や雰囲気は似ていたけれど兄ではない。であれば、今側にいて、同じく信頼のおけるスザク君を頼るしかない。

 それはルル君もわかっていたことだろうけれど、ナナリー自身が、望んで総督になっていたことは完全に頭になかった。あの描き方を見ると、その感情・言動に操作は見られなかったがどうなのか。。寧ろナナリー自身に何か秘密でもあるのか、と疑問視してしまいました。皇帝は本当にただ、必要性を感じなかっただけなのか。

 さらに、ナナリーの意思が必ずしも兄在りきではない、なくなりつつある、という可能性。たとえ兄の存在を彼女に明かせたとしても、もしかすると、彼女の意思は変わらないのかもしれない、という可能性。その可能性をルル君は考慮できていませんでした。そんなことは絶対にあり得ないから。あり得ないと思っていたから。

 彼は自分の存在理由であり、ゼロの存在理由でもある彼女を"失う"かもしれないという事態にどう対処していくのか。彼女がいなければ騎士団、日本独立など何の意味も成さない。今後がますます楽しみです。

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この記事へのコメント

ケッツアール
2008年05月12日 00:14
国王、ナイトという駒ですね。
スザクは国王の駒だし、カレンもルルの駒。どちらも最終的には捨てられる運命なんでしょうか。。

新人のスザクのお友達はスザクの監視係でしょう。

ナナリーはどうなるのかって、そりゃロロに殺されるって展開になりそうです。ルルーシュはお前の兄さんじゃない!僕の兄さんだってね。これも国王の筋書だろう。

真面目にみるとルルーシュの復讐劇に役者として演技をして散っていくという悲しい話ですよね。とはいえ、C2の復讐劇だったというオチもありですね。

だって彼女不死ですから、何万人いやそれ以上犠牲になっているんじゃないのかな。
2008年05月12日 12:59
ルル君も王も、目的のためには目的以外すべてを捨てる、"情なき判断"が下せるところは同じなんでしょうね。

 ナナリーには最後までいてほしいだよなぁ。ロロ君に消されて、ロロ君をルル君が消して・・・。C.C.やらV.V.やらが、未だ何もわからないところは、今後いくらでもひっくり返すことの出来る要因の一つになってますね。
ハイロ・ミヅチ
2008年05月12日 14:58
コンチワ
いつも先が読めないですね。
って読めてるとしたら人じゃ
ないけど
ところで皇帝とV.V.の神殺し
の契約ってなんなのか気になる
ソレと兄さんってどういうこと
だろう
もしかするとC.C.とも関係
あるのかも
2008年05月12日 21:07
こんばんわー
 毎週毎週楽しいですね。パターン化しないよう組み立てるのは相当大変そうです。
 なぜ兄と呼ぶのか。王がさらに高みを目指している理由。気になります。今気になるのは、王はC.C.を手に入れたあと、何をするおつもりか、ってことかなぁ。気になるところばかり(^_^;)

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