天元突破グレンラガン 第22話

 何が全てか。合体こそが彼らのすべて!!!


 どこら辺が燃えるのかと思って見ていると、彼らは護るために戦っている以上、逃げない、避けないところが必然的でありながら好きです。そうなるように作られているとはわかっていても、全てを受け止めて、全てをはじき返すところが燃えるのだと捉えました。


 月からの巨大ビームの雨も、巨大ムガン2体の同時攻撃も、何もかも、シモンとヴィラル、そしてグレンラガンが粉砕! アークグレンとの合体をも果たし、彼らは「アークグレンラガン」へと進化を遂げました。

 もう目に見える敵はすべてガンメン(^_^;) 月も大きな大きなガンメンってわかって、となれば彼らができることはやはり合体! 月のコアにドリルをねじ込めば、そこで終わる! はずでした。
 そのコア直前に彼らのドリルは静止した。そこに姿を現したのがあの、ニアでした。

 もう全員が、あの地球に住む全ての人々全員が一つになっていたところへ彼女はアンチスパイラルとして最後に立ちふさがってきた。しかも彼女を砕くことは、月を砕くことに等しく、周りにいるすべての人を飲み込むエネルギー爆発が起きてしまうと。。
 彼女が言っていた「絶対的絶望」とは、ここまでに徹底されていた。彼女自身もその一部であることが明かされました。


 ニアのいう絶対的絶望・彼女たちの力は、ラセン族を抑える手段だと彼女は言う。けれどシモンは「お前たちがいたから、俺たちはどんどん強くなった」と答えました。


 あの時、明日を創り出すとシモンとニアが決めたあの時。そこから毎日、彼らは明日を今日へ、今日を昨日へと、ただ流れていくのを見ていただけじゃない、毎日を生きて創り出していました。

 どこまでもそれは続けなくてはいけないことで、いずれは継がなくてはいけないこと。シモン君は彼女が指輪をしているというただい1点で、彼女の全部を信じ抜くことができました。

 そして彼は自分のドリルを月へと突き刺した。


 こうして月は本来の姿である「カテドラルテラ」へと形を変えました。まさにガイナックスな戦艦(^_^;) ノーチラスと同艦と思いますw いよいよ最終決戦の(またか、だけどw)準備が整う感じ。

 ニアが消える瞬間、彼女が元の、シモン君たちと最初に出会って、ずっと一緒に過ごしていた頃の姿を見せてくれたところで、この作品の終わりが見えてきました。恐らくもう何も心配するようなところはないだろうな。最後はお姫様を救い出して見事やり遂げてもらいたい。
 くどいほどに熱くw 目が眩むほど彼方まで続いている、極めてまっすぐな未来が待っていることでしょう。


 終わり際に何の不安も感じさせない、ただ望むものが次から次へと出てくる作品。どことなく既に「ありがとう」の気持ちです(^.^)

 いよいよ予告はシモン君に。エピローグ込みの最高の最終決戦へとなってほしいな。

天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)
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