電脳コイル 第12話
人の歴史、髭にあり。
やればできる子。すぐその気になる子。それがダイチ君! 今回のお話は完全に番外?に見えました。が、それでも始まりはダイチ&京子ちゃんでした。彼女たちから発祥した新たなイリーガル。それはどー見てもただの髭w でもよーーーーく見たらちっこい目とか口があって、気づいたときには顔の上で文明開化しておりました。
全裸とは家庭。家庭とは全裸。
本当にどーすればこのアイデアが生まれるのか、とこれまでこの作品を見て何度思っただろう。ヤサコ様が神になってからの展開は、人間の歴史と化していて、そこからも大変おもしろかったです。
イリーガルと思しきものが、徐々に歴史と文化を創り出していて、メガばあがワクチン創らないでその髭たちの様子がわかる機械やら交信できるものやら創っててw さらにそれをヤサコちゃんが使ってめでたく彼女は「神」へと昇格。そして文化は進んで、、と、最初から最後まですべてがおもしろかったです。こんな楽しい物語久々に出会ったと、この回でw 思った。
髭イリーガルは瞬く間に町中に広まり、一刻も早くワクチンの完成が待たれていた矢先、髭イリーガルはその文化を極め、核戦争勃発。もうとことんでした。その進化スピードは目覚ましいものがありました。とりあえず戦争は止めたかったのだけれど、彼らからの最大の問いかけには、ヤサコちゃんたちは答えられませんでした。
誰もが戦争はよくない。争いはよくないと言うのだけれど、じゃあ親しい人同士であれば争わないのか、けんかしないのかと訊かれるとそれは違うと答えざるを得ない。じゃあ、親しくない人同士であればよいのかと訊かれれば、やはりそれも違う。 けんかだけじゃない。なんだって人は「競う」と言いつつ「争う」ものであり、避けて通れる道ではない。
髭イリーガルたちもただその道に行き着いただけのことでした。平等であるという言葉がある以上、差別がなくならないことと、平和がある以上、平和ではない、争う時もあるということ。巡り巡って答えのない問いに、ヤサコちゃんは困っていました。
けれど髭イリーガルたちは自らの過ちに気づくことができた。
それをヤサコちゃんたちは手助けし、新天地を与え、さらにそこからまた、イリーガルたちは旅立ち、今回の騒動は終止符が打たれることとなりました。
今度はもしかしたら、逆に人が、彼らの道を歩むことになるのかもしれない。そう思わせる実にユニークで不思議で、極めておもしろいお話でした。
結局あの髭たちはなんだったのか。彼らはどこから来たのか。何一つわからず、彼らが今後本編に関わって来るのか来ないのかすら、全然わからないまま終わってしまいましたが、見事に物語として完結していてベストでした。
本当におもしろいお話でした。
次回は元のお話に戻る?かな。これほど充実した夏休みを過ごせれば、彼らの思い出はさぞかし満足いくものになるだろうなあ(^.^)

電脳コイル (1) 通常版
やればできる子。すぐその気になる子。それがダイチ君! 今回のお話は完全に番外?に見えました。が、それでも始まりはダイチ&京子ちゃんでした。彼女たちから発祥した新たなイリーガル。それはどー見てもただの髭w でもよーーーーく見たらちっこい目とか口があって、気づいたときには顔の上で文明開化しておりました。
全裸とは家庭。家庭とは全裸。
本当にどーすればこのアイデアが生まれるのか、とこれまでこの作品を見て何度思っただろう。ヤサコ様が神になってからの展開は、人間の歴史と化していて、そこからも大変おもしろかったです。
イリーガルと思しきものが、徐々に歴史と文化を創り出していて、メガばあがワクチン創らないでその髭たちの様子がわかる機械やら交信できるものやら創っててw さらにそれをヤサコちゃんが使ってめでたく彼女は「神」へと昇格。そして文化は進んで、、と、最初から最後まですべてがおもしろかったです。こんな楽しい物語久々に出会ったと、この回でw 思った。
髭イリーガルは瞬く間に町中に広まり、一刻も早くワクチンの完成が待たれていた矢先、髭イリーガルはその文化を極め、核戦争勃発。もうとことんでした。その進化スピードは目覚ましいものがありました。とりあえず戦争は止めたかったのだけれど、彼らからの最大の問いかけには、ヤサコちゃんたちは答えられませんでした。
誰もが戦争はよくない。争いはよくないと言うのだけれど、じゃあ親しい人同士であれば争わないのか、けんかしないのかと訊かれるとそれは違うと答えざるを得ない。じゃあ、親しくない人同士であればよいのかと訊かれれば、やはりそれも違う。 けんかだけじゃない。なんだって人は「競う」と言いつつ「争う」ものであり、避けて通れる道ではない。
髭イリーガルたちもただその道に行き着いただけのことでした。平等であるという言葉がある以上、差別がなくならないことと、平和がある以上、平和ではない、争う時もあるということ。巡り巡って答えのない問いに、ヤサコちゃんは困っていました。
けれど髭イリーガルたちは自らの過ちに気づくことができた。
それをヤサコちゃんたちは手助けし、新天地を与え、さらにそこからまた、イリーガルたちは旅立ち、今回の騒動は終止符が打たれることとなりました。
今度はもしかしたら、逆に人が、彼らの道を歩むことになるのかもしれない。そう思わせる実にユニークで不思議で、極めておもしろいお話でした。
結局あの髭たちはなんだったのか。彼らはどこから来たのか。何一つわからず、彼らが今後本編に関わって来るのか来ないのかすら、全然わからないまま終わってしまいましたが、見事に物語として完結していてベストでした。
本当におもしろいお話でした。
次回は元のお話に戻る?かな。これほど充実した夏休みを過ごせれば、彼らの思い出はさぞかし満足いくものになるだろうなあ(^.^)

電脳コイル (1) 通常版
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