モノノ怪 第2話

 望まれて生まれてくるのが、当たり前ではない世界と時代。


 高いセンスなる由縁がほんの少し見えた気がしました。まだ2話目だからそんな簡単には計り知れないと思いつつ。なんていうか浸かれそうです。まだなんとなくです。


 お腹に子を宿した婦人・志乃さんが泊まりに来た宿の一番奥の部屋。そこは曰くも曰く、女将が意図して惨劇を生み出していた部屋だった。そこで無残にも殺された子が集まり、怨念を生み出し、モノノ怪「座敷童子」を呼び寄せた(という解釈でよかっただろうか)

 お話の流れはわかったけれど、なぜ今回の金髪の方は(子が)殺されずに助かったのかが、ぼんやりでした。突然気づいたら薬売りさんが目の前にいました。あの天秤は何を表していたのか。

 モノノ怪を斬るためには後、「真と理」が必要。


 モノノ怪が本性?を現したときには「真」は解決し、残りは「理」のみとなっていた。が、志乃さんは座敷童子を受け入れ、子諸共産み落とそうとし、お腹の札?を取ったのだけれど、もうこの時点で…、と思いました。

 そこから童子の声のみで物語は終わりへと向かっていった。でもその言葉は、すべてが過ぎたこととして語られていました。次第にヒビが入っていく人形。「貴女が良い」と最期に言い残し、そして志乃さんも、

「わたしこそ、選んでくれて、わたしのところにきてくれて、ありがとう」

 と。

 次の瞬間、あれは剣が抜けた音だったんだろうな。銀髪の男が何かを斬ったような絵が一瞬入り、その次には薬売りさんが立っていた。あの金色の服を着ていたのが薬売りさんの本当の姿、かな。
 そこから何も語られることなくEDへ。Cパートでは彼女の子はそのお腹にいることを暗示させていた。つまり薬売りさんはモノノ怪だけを斬ることができた、ってことでよいみたい。


 正直理解度20%くらいだった気がする(汗)もっと見所があったというかわかる描写があったのかもだけどわからなかった(^_^;)
 とにかくまずこの演出に目がついていけないw 慣れが足りていないのか、ただ、見づらいものでした。それもこれも「化猫」置いたままにしているからかな…。どれもが普通ではないということは理解w


 なんていうか、わからないなりにも是非ついていきたいと思わせるものが強く、"アニメーション"を見たいと強く思うなら、惹かれる気がします。
 まだ軽々と「おもしろかった」とは言えないんだけど、全話見終わるとどうなっているか。期待して次回も待ちます。

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  • モノノ怪 第02話 「座敷童子 後編」

    Excerpt: モノノ怪   予測評価:4.0~   [ノイタミナ]   フジテレビ : 07/12 24:45   監督 : 中村建治   キャラデザ・総作監 : 橋本敬史   脚本 : 横手美智子・小中千昭・高橋.. Weblog: アニメって本当に面白いですね。 racked: 2007-07-25 19:49