おとぎ銃士 赤ずきん 第38話

 舞台はいよいよエルデへ。最終決戦に決着が着きました。

 サンドリヨンまさかの!?巨大化。こうなるともう最終話テンプレートでもあるかの如く(^_^;) いわば王道的な取りまとめのフェーズへと入った感じです。それがベストと見えるようにきちんと創られていました。

 二つの鍵の力を手にしたサンドリヨンは化け物となりさらには巨大化、さらには舞台をファンダベーレからエルデへと移しました。嬉しいことにヘンゼルとグレーテルも加勢に来てくれました♪
 鍵の二人はサンドリヨン様に取り込まれはしましたが、まだかろうじて意識はあり、今のうちに自分たち二人だけで、自己犠牲の下サンドリヨンを倒すと宣言。しかし赤ずきんたちはそんなこともちろんさせるわけありません。

「未来はみんなで開くものだ」

 二つの世界も守って、サンドリヨンも倒して、全員生きて切り抜ける。これらを全部叶えることは全然欲張りな事じゃない(^_^;) そうしなければ未来は、みんなが望んでいる未来は訪れないのだからやるしかない。みんなで力を合わせてこそ、それは成しえることが絶対に出来るから、信じること。全員がやらなくてはいけないことは戦うことでもあり、信じ抜くことでもありました。みんながみんなを信じること。

 そして草太君は、サンドリヨンをも、信じることで終焉を迎えることに。彼女に眠る優しさの鍵、マレーンを信じることに。

「未来への扉を開くのは、優しさという鍵!」

 二つの世界のエレメントがこの場にいる7人の戦士、賢者たちに力が集まり全員の力が漲る。そして見事サンドリヨンを封印!!もう何も言うことはない、これ以上ないエンディングでした。


 最後に草太君の手元に降りてきたカード、そこには何も書かれていませんでした。真っ白。何もないところから、未来は始まる。それができるから人は前を向いて、過ちを繰り返したとしても、やり直すことができる。ゼロから、何度でもまた歩み出すことが出来る。
 草太君たちがこの旅で得た最大の理は「優しさ」ここに行き着くことが、きちんと作品の流れからもくみ取れていて、本当によい終わり方でした。お母さんも無事でもう何も言うことなしです(^.^)


 本当に最後は、EDのラストカットのような大団円でした。きちんと次回はエピローグ的な楽しいお話も用意してくれてるし! テンポも良かったんじゃないかなあ。急いでる風にも見えはしたけど、盛り上がりにも繋げられていたと思います。ここぞ、というところでのゆかりさん、沢城さんのお力にも今更言うこともなく、あとはゆうゆがほんと良かった。途中交代ではあったけど交代が彼女で本当に良かったです。
 この一年、毎週ゆかりんの声が聞けて、OPでも聞けて素晴らしいことでした(^.^) もうこれだけで充分な満足度があったのに、物語がまたおもしろくて、時には低迷期もありw 盛り返したり、グレーテルちゃんが相当好きになったりで、なんだかんだで全話見てこれたのも良かったです。
 次回は温泉! 楽しく、わいわい終われるのが一番!

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