がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第9話

 "変えよう"とすること。

 学園祭はまだ始まってもないし、終わってもいない。

 ももちゃんの起死回生のプロモにより下降気味だった生徒会が立ち直り、まだ、まだ戦える体制に戻りました。あのプロモは非常にまずかったです。若干こみ上げてくるものがあって(^_^;) まだ残りあるのにすっかりクライマックスを感じさせました。本番はこれからだっていうのに。。

 アバンにてめぐみさんがいらっしゃったことにまず嬉しくなり、本編ではそれこそ普通の会話だと浮いてしまうような台詞がたくさんでした。でもすっかりこの作品に浸かっている人からすると、そのどれもが台詞調であっても全部が高まるだけの言葉であって、かなり見入っていました。

 彼女たちが今やろうとしていることの結果は、もう見えているのかもしれない。それは彼女たち自身だって考えていないわけなくて、そんなの全然わかってて活動を続けている。そのことは園長先生も過去、経験していた大切な思い出であり、記憶であり、紛れもなくそれらの中にはかけがえのない友達がいたことも事実。何が無駄かなんて当人たちが考えればよいのであって、そこを自己満足と呼ばれるのなら言わせておけばいいだけ。彼女たちの思い出は彼女たちが作りだし、彼女たちが仲間であるのなら、彼女たちは何もどこにも諦める理由なんてなくていい。


 新しい校歌はあの時代的には"今風"だったのかわからんが、前にまなびちゃんが歌ってくれていた校歌の方が全然良かったです。校歌ってほんと学校の顔となるもので、ストレートに色と想いを乗せられるからね。
 
 ももちゃんのこれまでのひたむきな活動がw 実って本当に良かったです。たとえあの防護服から触角(髪w)を出すことに何の躊躇ないところ含め良かったです。彼女は敢えて?生徒会には入らず、内よりの外からの目線で、いつも生徒会を見て、撮影して、若干盗撮気味に、インターセプター的にw 記録として残してくれていました。

「稲森光香です。生徒会の役職は書記です。
 好きな言葉は友達。友達です!」


 絶対にこのまま終わらせたくない。このまま離ればなれになんか絶対になりたくない。みかんちゃんの大粒の涙にもまたかなりぐっときてしまったし、

「わたしたち、ここにいていいのかな?」

 めぇちゃんの真剣な眼差しからは、迷いはやはり捨てなくはいけないという意志と、何よりも仲間になりたいと願い、仲間であることを楽しく思っていたのは自分であるということを改めて確認できた。そんな眼差しに見えました(^_^;) むっちーと駆けだした瞬間は彼女たちの心が変わった、戻った瞬間であって、それぞれ自ら扉を開けたことを思い出し、気持ちを取り戻した瞬間でした。


 少し印象的だったのは今回、まなびちゃん以外のみんながまなびちゃんよりも先にまず「やろう!」って言ってくれていたことかなあ。間違いなくまなびちゃんはみんなを引っ張りつつ、平等に仲間となっていました。

 変えようとすること、それが大切なこと。結果がどうでもいいってことじゃなくて、変えようと戦ったり、声を張り上げたり、まず自分を変えようとしたり。何かを変えようとして、それに伴って変わったことは少なくても山ほどあった。それを無駄かどうかなんて愚問でした。あの時、あの場所に、あのメンバーが揃わなければできなかったこと。そこで過ごした彼女たちの"時間"は思い出として残って、未来にはあの園長先生と同じように、懐かしく振り返えることのできる、掛け替えのない時間になっていたと言えました。


 提供バックの画は最初も最後もももちゃん♪ ももちゃんはずっとあのままでいてほしいな(^_^;) 最高にかわいくておいしくてw 楽しいです。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート! STRAIGHT1 期間限定版
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