僕等がいた 第25話

会いたいときにすぐに会えない寂しさは、
何をしても埋められない。会わないと埋められない。


一時の離れ離れは、その先に長い長い二人の時間があるから耐えられる。
最初思っていたんだろうけれど、
たとえ耐えられたとしてもその一時がいつの時間かにもよると思う。
学生時代の1日、1週間、1ヶ月、1年は
大人になってからのそれと比べられるものでは絶対にないです。
刻む一秒の長さは同じであったとしても、感じる流れは等しくはない。
楽しいから早く過ぎるとか、そういった次元でもなく、
ただ単純に"貴重さ"があまりにも違い過ぎるんだと思う。


二人の気持ちは揺れ動き震えて後悔もしていたのだけれど、
決まってはいました。それが相手を想うことであって約束。
自分の願いは相手の願いが叶うこと。それは相手も同じであること。
そうやって支え合っていくこと。
どちらかがどちらかを、じゃなくて
互いが互いをという関係が理想で、そう思います。


彼等が今過ごしている時間がどれほど大切か。
それは将来を決める上での重要な準備期間だけじゃない。
彼等の今の時間は、何よりも全力で今を考えなくてはいけない時であり、
それが彼等の前と後ろと横を流れている風のような絶対な時間。

「後悔することを、後悔しない」

矛盾の繰り返しであること自体に意味がないとしても
その中で過ごす時間はやっぱり、かけがえがないはず。

矢野君の最後の涙がちょっとぐっとしました。
彼は何を置いても泣き虫七美ちゃんのせいでw
泣けないのだと思ってました。
彼のあの決断は、決して辛くはないとは言えないものでした。


こうしていよいよ次回で最終話。
東京へ行くことを決めた矢野君。
見送ること、待つことを決意した七美ちゃん。

確かに僕等はここにいた。

二人の日々は一度確かに終わり、そして再び確かに始まる。
静かに見守られる終わりが見られそうかな。
きっと「ここで終わられても・・・」と思う終わりかもだ(^_^;)
まあ、無理に結末を見たい、という流れでもなかったので
そう思うとは限らない気もする(どっち、、)


この作品でもキャストさんにはかなり惹かれて見ていました。
えんなさんはもちろん、僅かな出番だった明坂さんや
矢野君矢崎さん。矢野ママ、淵崎さん。
でも何よりもささきのぞみさんでした。こういうタイプが本当に好きです。
 彼女の前といえば守凪了子こと花澤さん(^_^;)
 ミーナにご出演が決まっていましたのでなかなか楽しみです。
 ミーナはゼーガキャストが3人ほどいるのでそれも楽しみ。

声ももちろん、演技もそして歌も。
是非これからも声優としてご活躍いただけると嬉しい限りです。


いよいよ最終回。
個人的には山本さんの吹っ切れたあの回が素晴しかったと思いましたが
最後もちょっとは出番があるといいなぁ。

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