BLOOD+ 第32話

かなり溜まっていたということと、
訃報を耳にしましたので一気に。


元々溜めて見た方がこの作品は気持ちが持続するというか、
自分には合っている気がしたのでそうしてきたけれど、
正直ストーリーにはまだ魅力があまり感じられません。
それでも見ているのは、
その他すべてのクオリティがとても高いことと、英梨さん(^.^)
なので、27話から一気この32話まで見てみました。


すべてを知った小夜が、
すべてを知ってしまったが故に、かなり吹っ切れていて、
結果それが作り笑顔だったのしても、
笑顔が多く見られるようになってきました。

逆にカイ君はその真実の重さに押しつぶされ、
小夜の気持ちも全部背負って、よりつぶされていってしまった。
それでも少しずつ小夜の気持ちを、とにかく今を乗り越えるということにだけ、
切り替えて考えていくことで、カイ君は飲み込もうとした。
そして一つの答えには達せた。

「全部終わったら沖縄に帰ろう。三人でな」

けれど彼のその小さな、とても小さな願いすら、
叶うことはありませんでした。

最近は?絶対にはずせない味方基地本部への壊滅的襲撃。

それはディーヴァと、一人のシュバリエだけによって行われた。
たった二人でも、何ら支障なく全滅させられるだけの力があった。
ファントムさんお元気そうだ。腕も治ってよかったね。。

その襲撃の真の目的は、まだシュバリエに成り立てのリク君。
彼との子を作るのが、彼女の目的でした。
そしてそれは果たされ、彼はまさに用済みと判断され結晶化してしまった。
イレーヌと全く同じように、彼は実に儚く砕け散っていってしまった。

死といつも隣り合わせで生きてきた彼らだからこそ、
その死に特別な時間は必要とされていませんでした。
正直あの結末は誰にでも容易に訪れる可能性がある。

すべてを乗り越えようとやっと階段を一段だけ上ったカイ君。
三人でがんばろう、三人ならがんばれると様々な気持ちを抑えた小夜。

今度はみんな笑顔でね、と笑っていたリク君。。


彼の死をどう捉え、どう受け止め、どう乗り越えていくか。
それをポイントとして今後見ていこうかな。


そして一年後。

カイ君が主役のお話が実は結構好きです。
力を自ら望んで手に入れたカイ君。
守るための戦い。
彼の力は奇しくも、強くなっているように見えました。

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